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今週のアルバム10選
失恋船長 (2025-06-09 02:17:28)
『俺達のネオクラ系』
①STEELER - STEELER
マイク・ヴァーニーに見いだされ渡米後
速攻レコーディングに参加して作られたアルバム
作曲にも関与していないのだが
イングヴェイのギターソロは光輝いている
イントロからぶっ飛んでいるHOT ON YOUE HEELS
ギターソロでは完全にイングヴェイ節を楽しめます
既に完成されたギターテクニックをもっいた
アコギのフレーズで泣かせるバラードも素晴らしい
ロン・キールには悪いがロンでは役者不足
イングヴェイが主役のバンドですよ
でも今の裸も王様よりは遙かにマシ
もう一度STEELERに加入してロンと曲を作って欲しいと思うね
誰か助言できないのかなぁ
カミサンに実権握られたらお終いよ
②DR. MASTERMIND - DR. MASTERMIND
強烈なドラムが印象的なスピードメタル
名手ディーン・カストロノヴォが叩きまくっています
凄い迫力ですがギターで参加したカート・ジェイムズの高速プレイも呆れる程スピーディ
マスターマインド博士の下
パワフルかつド直球のスピードメタルに振り切ったサウンドは聴いていて心地良い
パワーメタル+ネオクラ
これならばネオクラ系が苦手な人も大いに楽しめるだろう
とにかくドラムが強烈なんですよね
③Hexx - No Escape
欧州的なエッセンスの強いアメリカンパワーメタル
ハイトーンシンガーの声質が欧州的なエッセンスを増強している
テクニカルな要素も前に出した演奏
ストレートに弾き出されるパワーメタルに緊張感をもたらしている
ギターのダン・ワトソンのエモーショナルかつスリリングなスピートプレイは圧巻
聴き応えのあるギターワークで魅了
ソロでは俄然光り出しますね
いいバンドだが日本では全然人気ない
イングヴェイすごいが記事ではなく耳で理解出来る人は
このプレイにも同様に興味を持つだろう
速弾き=テクニックのひけらかし&感情がないは論外
④Apocrypha -The Eyes of Time
ヘヴィでメタリックなバンドサウンド
スピード=ネオクラという図式の人からすると
どこがネオクラやねんとなるが
このツインギターが奏でる高速ソロを聴けば納得でしょう
好きなバンドなんだけど人気ないんだよなぁ
日本でも需要のある無愛想なガチンコメタル
勿論爆裂スピードナンバーもあるので聴いて欲しいね
⑤Jason Becker - Perpetual Burn
彼は天才的なギタリストでしたね
正確なプレイは勿論ですが構築美溢れるギターフレーズの数々で魅了
速さだけじゃない泣かせのフレーズに胸焦がれる
マーティーからの影響もあっただろうAltitudesを聞く度に
闘病する彼を不憫に思えてならない
天才でした
クラシカルなフレーズを用いたインストも素晴らしいが
色気と才気に溢れたプレイこそかれの本文だろう
⑥Marty Friedman - Dragon's Kiss
シュラプネル系のインスト系ソロとしては
もっともメタリックな作風になっている
独特のメロセンスを持つマーティ
そのセンスは彼がハワイ出身という事にも関係しているのだろうが
⑧のような聴きやすい曲もあったりと
濃密なヘヴィメタルインストだけじゃないのは流石
①②でお腹いっぱいになるのだが
最後まで聴いて欲しい
ギターの嵐だけじゃないギターインストアルバム
ドラムはディーン・カストロノヴォ
彼はシュラプネル系で叩いていたねぇ
⑦Project: Driver
もう名義がわからん
M.R.A.SなのかDRIVERなのかわからん
速弾きご用達のヴォーカル
ロブ・ロックにハイトーンも光ります
ルディ・サーゾとトミー・アルドリッチという凄腕も揃っていますが
主役はトニー・マカパインのギターですね
速さは勿論だがメロセンスのずば抜けた才能
構築美溢れるギターフレーズに酔わされる
その一級品のテクニックにも酔わされる
凄いギタリストだ
もし彼が肌の色で差別された人生があったのならば残念で成らない
スリリングなソロなんて安易に言えないぐらい凄い
⑧James Byrd - Atlantis Rising
Fifth Angelのギタリストだったジェイムズ・バード
イングヴェイみたいなプロジェクト名で活動した一発目のアルバム
北欧タッチのメロディックスタイル
そこにネオクラ風味のあるギターソロを組み込む
相変わらず曲作りの才能に魅了される
ソロも素晴らしいのだが彼の才能は総合力だろう
ネオクラ続くと飽きるので
この味変です
⑨Phantom Blue - Phantom Blue
女性が参加しているだけでも差別をするアホウがいますが
このバンドは全員女性ときましたからね
セクシーな女性が揃いなんか見ちゃうヴィジュアル
そのせいで舐められるのだが
VIXENみたいなポップロックかと思いきや
思いっきりヘヴィなメタルに腰いわしますよ
噛みつくばかりにシャウトする女性シンガー
そしてGIT出身のテクニカルなツインギター
完全にノックアウトです
才色兼備な天才集団
時代が早すぎたな
今の方がもっと評価されたろう
ネオクラ度は低いのは飽きたのでね
でもスリリングなギタープレイはギターキッズならずとも魅了するでしょう
再評価されるべきバンドですよね
⑩Borislav Mitic - Borislav Mitic
ユーゴスラビア出身のネオクラ系ギタリスト
クラシカルなフレーズこそネオクラシック
そのスタイルを見事に踏襲
東欧系の国からやってきたからなのか
どこかクラシカルな気品に溢れた音色に聞こえます
まぁそれだけ純度の高いネオクラサウンドを披露したからなのでしょう
最後はコテコテのネオクラ系にしました
リリースは1999年
まぁネオクラなんて相手にされないわね
しかしマニアには救世主だったでしょう
久しぶりに聴きましたがネオクラ界の貴公子サウンドです
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