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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-28 23:47:02)

コロナ禍以降は、どちらかと言えば他バンドへのゲスト参加やプロデュース、楽曲提供といった裏方稼業での活動が目立ったイタリア人シンガー/ソングライター、ダヴィデ“デイヴ・ロックス”バルビエリ――いつの間にかえらくゴージャスなお名前に変わったなぁ――が久々にWHEELS OF FIREを始動して、前作から6年のブランクを挟んで'25年に発表した4thアルバム。(国内盤リリースはRUBICON MUSICより)
リリースされたと思ったらあっという間に廃盤になってしまった3rd『BIGIN AGAIN』(’18年)は、それまでの彼らの集大成というべき優れた内容を誇っていましたが、本作においても同様の路線を踏襲。エネルギッシュに歌うダヴィデのVoと厚盛りのハーモニーが映える溌剌とした躍動感と、キャリアを重ねることで獲得した熟成感とがバランス良く共存したメロディアスHRアルバムに仕上がっています。
威勢よく本編開幕を告げるOPナンバー①から、重厚な②、エモーショナルな盛り上がりに胸打たれるバラード④、物悲しいメロディがねっとり絡みつくように奏でられる⑤といった楽曲を経て、ポジティブなエネルギーに満ち溢れた曲調で本編に幕を下ろす⑫に至るまで、外部ライターの助力を仰ぐことなく、ダヴィデとステファノ・ジニ(G)の二人三脚により書き上げられたキャッチーでフックに富む楽曲の充実ぶりもバンドの地力の高さを証明しています。中でも憂いと緊迫感を湛えて駆け抜けていくハード・チューン⑩は個人的に本作のハイライトに推したいレベルの名曲ですよ。
「WHEELS OF FIREのカタログにハズレなし」の連勝記録をまた一つ伸ばしてくれた力作。



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