①Stormbringer - Feels Like the Real Thing オリジナルはBarnet Dogsに収録されています 本家はもっとパワフルな歌声と弾けるリズムが印象的でしたが Stormbringerヴァージョンは哀愁度を激増 ミックスも異なるため オリジナルにあった力強さを泣きに変えた 両方ともマイナーな認知度だが 共に優れたパフォーマンスを堪能出来る
③Petra - God Gave Rock And Roll To You KISSがメタルアレンジしてPVも作りましたね 元はラスが歌いギターも弾くArgentのヒット曲 どこかでこの曲聴いた事あると思いますよ スタンダードなロックナンバー 永遠のロックアンセムとして語り継がれるだろう フォーキーさが加わったペトラヴァージョンも味わい深い
④Frehley's Comet - Into the Night オリジナルにあったニヒリズムを上手く継承しています 個人的にはオリジナル版の思い入れが強いのですが エースにとってはエンタイトルツーベースくらいの価値があるナンバーだ それにしてもラスのソングライティング力に唸る
④BLACK EMPIRE 坂本英三アンセムとしては頂点に達した名曲 英三らしい悲壮感漂う歌声が映える ベテランらしい風格漂う曲調 メロディを生かしたアレンジだがメタリックだ キーボードも絶妙に機能 彼らの未来を切り開いた一曲だ BLACK EMPIREとは対で楽しみたい
⑤HEAT OF THE NIGHT こういうタイプの曲では一番好き 本間大嗣のドラムも素晴らしい 彼は本当にいいリズムを叩く 余計な個性を出し過ぎない コージー・パウエル最高という人に出会うが 何が凄いかで共感した事が無い 皆雑誌の切り抜きだから 本間大嗣は本当に凄いドラマーです 自らアンセムを去った男前でもある 哀愁のメロディを生かしたイケイケの一曲
⑩Testament – Practice What You Preach ライブ映えする焦燥感を煽るスラッシュメタル ただ走るだけじゃないんだよなぁ スラッシュメタル四天王なんて言葉がありますが ワタクシはアレを支持しません 何故ならばアンスラックスは早い段階で音楽性をシフトチェンジしましたのでね このバンドの方がよっぽど四天王でしょう
①NESTOR - In The Name Of Rock'n'Roll 日本って本当に見た目が重要ですよね どんなに腕があってもルックスがパッとしないと契約出来ない このバンドの見た目なんて 大衆性完備のメロディアスロックからほど遠いもんね 写真だけみせられたら想像できないよ 海外は健全ですよ 最近聴いてなかったなぁこのバンド これだからサブスクリプションは弊害があるオジサンの記憶力 ファミコンはおろか たまごっちレベルである
⑧Uriah Heep - Save Me Tonight(DEMO) 元々ジェフ・スコット・ソートが曲作りに関与している だからジェフが歌入れしている それを本家が歌っているのが本編なんだが リッチー・フォークナーのギターも含め オリジナルよりも明らかに上 ジェフ・スコット・ソートだって軽く歌っている 今のヒープを否定するつもりもないし 仲良くなっていることに越したことはないのだが やっぱりバーニー・ショウは一段劣る 一線級と比較するとこうなるのは必定だろう 全曲歌い直して欲しいなぁ
⑨Bad Romance - The House of My Father チョイハスキーな歌声が印象的なジョアンナ・ディーン 下積みを経てのデビューなので出来上がりが違います 1990年という時代を立ち向かいました 日本では紹介されたのかな? 日本人にも愛される哀メロサウンドです 乾いていますが情緒はありますよ
⑩Metal Rider - Paragraph 2 しょっぱい歌詞なんですよね だって Oh! Kill you Oh! Fuck you Oh! You are Mother Fucker Never clan to me tomorrow
I'm a Metal Rider no one on one won I'm a Metal Rider I'll go to the Hell 後に下山アニキがカッコイイ歌詞に変えてくれますが 個人的にはこっちで覚えてしまいました 最近はライブご無沙汰ですが ワタクシが観に行ったライブではやってたなぁ モーターヘッドよろしくな暴走ロックンロール それをサーベル流に味付けしてくれました
④MAKE UP - Energy One このバンドとしてはナンバーナンバー ドラマ性のある展開 単なる疾走ナンバーではない 山田の歌声を頂点に作り上げるアンサンブル いいバンドだったが中途半端な印象を残してしまっている ペガサスファンタジーだけじゃない こういうリフも鍵盤プレイも懐かしいよ ドラムもミックスの関係で前に出てこないが素晴らしい ベースもブリブリ鳴ってるしね ソロの盛り上がるよ
⑤McAuley Schenker Group - This Is My Heart 日本では異常なほど人気のあるマイケル・シェンカー 世界的にはそんなビックネームではないのだが 日本では神扱いだった この曲は凄く良く出来たメロディックロック フックのある歌メロも素晴らしい しかしマイケル・シェンカーでも何でも無い まずギターが全然目立たない マイケルファンならば怒り心頭に発すだろう しかしラジオフレンドリーな哀愁のロック マイケル・シェンカーじゃなきゃ素晴らしい 無国籍なサウンドは全方向を意識している
⑨HEAVY LOAD - RIDE THE NIGHT 真の北欧メタルを継承するメタル戦士 このメロディと力強さこそ北欧ブランド かつてジャケットが変だと批評家にイジられ それが点数に反映されるという反則行為をウケたバンド ワタクシはあれを中東の笛と呼んでいますが 一番怖いのはそれをパクるバカですね 素晴らしいフィーリングが宿っている いい年齢の重ね方をしているのが音に現れるね ベタだがベタには敵わん
⑩FEEL SO BAD - Ready or not 倉田冬樹のテクニカルなギター 彼は紛れもないギターヒーローだった マーシー節とも言えるメロディアスな歌メロ 川島だりあは見事に歌い上げている テクニカルな演奏だが 初期の頃はストレートなメロディアススタイルで勝負していた シングル盤が投げ売りされているので簡単に手に入るだろう そういえばサブスクリプションサービスも解禁されたのか? この曲大好きなんだよなぁ 拘りのアレンジがいい ピアノが効いているのよ 歌メロも好き ギターソロもシングルカットされた曲とは思えんくらいインパクトがある
①Shy - All Your Love Tonight 癖の強いハイトーンは好き嫌いがハッキリするだろう 個人的にも調子が悪いときは聴きたくない グッスリ眠った今日は快調に耳に届く 哀愁の叙情派ハードナンバー キーボードの使い方も上々にハードなドラマを見せる 待ってましたギターソロだろう
②Axe Steeler - She Was Born in Hell 南米の古典NWOBHMスタイルを継承するバンド 今回はゲストにACIDで歌ったケイト・デ・ロンバートが参戦 これが抜群の相乗効果を生み出した まさにACIDの復活劇であろう なんか懐かしいわ おばちゃんになった彼女だが LOUDNESS前座を務めた時みたいにハイレグ網タイツマント姿を見せて欲しいねぇ
⑤GRAHAM BONNET - Too Young To Die, Too Drunk To Live 今のグラハム・ボネットが歌う映像がアップされているのだが 正直絶句した その老いさらばえた姿になんと言えば良いのか 後期高齢者がステージに立ち歌う姿に複雑な思いを抱いた もうそろそろだがパートナーのベーシストが許さないのだろうか? この曲はアルカトラスの曲だが 歌メロはグラハムが考えたかは怪しいが とにかく彼の歌う低音域から中音域はとても魅力的 そしてサビで歌う哀愁とシャウトも最高で これはイングヴェイよりもグラハムが主役だと感じる 生涯大切にするべき哀愁のネオクラシカルナンバーだ お爺ちゃんすぎるぞグラハム・ボネットよ
⑥Quiet Riot - Mama Weer All Crazee Now もう一発当ててやるぞと言う気持ちが表れすぎ スーパー産業ロックである でもあの曲を知らん若い人には カラッと明るいキャッチーなアメリカンロックは魅力的だろう ヒット曲に取り憑かれたよな プレッシャーも凄かったろうよ 凄く売れたもんね あの曲はさ
③Deep Purple - Knocking At Your Back Door ジョー・リン・ターナーが参加した時はボロクソに言われた 批評家がまぁRAINBOW化したと書いた事による便乗犯の多さに驚く この曲を聴く度にイアン・ギランは衰えたなぁと思う RAINBOWを通ったリッチー・ブラックモア DEEP PURPLEの新曲というよりはRAINBOWが7割でハモンドがあるのでDEEP PURPLE3割か ジョー・リン・ターナーの方が断然上手く唄えるだろう曲 癖になるメロディとリズム ギターソロはインプロヴィゼーション 同じテイクは弾かないリッチーらしい
⑧Graham Bonnet - Bad Days Are Gone 日本人好みの哀愁のメロディ 鍵盤プレイもそこそこにフィーチャーして ハードさを上手く緩和しているがドラムはそこを突き破る 歌とドラムが主役だ グラハム・ボネットはこれくらい力を抜いて歌うと本当に魅力である 日本ではシングルカットされたが アルバムには未収録 邦題問題がややこしいのだが個人的には大好きな一曲 グラハムのベストテイクとして推しておきたい
⑨Niagara - I Will Be There アレンジ一つでどうにでもハードに出来るが このバンドらしい大衆性を完備した疾走ナンバー フックのあるメロディと簡潔なドラマが駆け抜ける メロディ派のマニア以外は知名度が低いので残念なのだが 往年のメロディックスタイルが好きなマニアにはウケだろう 日本人好みのメロセンスを有するバンドだ
⑩Banshee - Missing You 泣きのパワーバラード 売れなかったが器用にこなすバンドだった こういうバラード系まで無難にやり切る姿に きっかけ一つで大化けしたのかもと思うが でもそれはヘアメタルとしての成功だから難しい
②Motorway - All I Wanna Be Is Your Romeo NWOBHMムーブメントを支えたレーベルの第一弾シングル 期待して聴いたらおもてたんのと違うと落胆しましたね シンプルな英国ロック 陽気になれない英国気質です んじゃカップリングは気合いの入ったヤツですか? と思ったんですがねぇ 後に訪れるムーブメントに乗り方向性を変えた先見の明を感じますね
③Tygers Of Pan Tang - Bad Times シングル盤Don't Touch Me Thereのカップリングナンバー シンプルでなにがどうってことないのだが こういう地味でシンプルな曲に英国を感じた
⑥Bitches Sin - Always Ready For Love/Bitches Sin Full EP Always Ready For Love NEATからリリースされたシングル盤 哀愁のメロディが耳を惹くA面と兄弟ツインギターが冴える疾走ナンバーのB面 併せて6分を切るので対で楽しんで欲しい シングル盤をステップにフルアルバムはHeavy Metal Recordsからリリースした 日本ではNWOBHM四天王なるレコード会社と雑誌のマッチポンプによって 大嘘が流布されることになる世界広しといえどWild HorsesをNWOBHMに括ったのは日本だけだろう 恥ずかしい話だ このバンドの方がよっぽど純然たるNWOBHMである ブライアン・ロバートソンを若手NWOBHMに混ぜるなんて失礼だぞ
⑦Heavy Pettin - Roll The Dice このバンドを一躍有名にしたのがこの曲 NWOBHMに燦然と輝く名曲でしょう シンプルなビートとツインギターだが ロックバンドとしての高い資質を感じさせる 燃え上がる構成と冷静なメロディと枠組み シンガーも良く伸びる歌声で見事に期待に応えた そういえばメディアでクセ強なハイトーン系と言われたらしいが 今も昔もどこがである普通も普通である むしろ聴きやすい歌声である
⑧Crucifixion - Take It or Leave It / On the Run 哀愁が迸る疾走ナンバーこれぞNWOBHMな魅力に満ちあふれている アルバムリリースにこぎ着けられなかったが ラフな音像=NEATと相性が良かった 良くも悪くもNEATレーベル これぞNEAT
⑨Dedringer - Hot Lady NEAT契約する前にアルバムまでリリースするも 時代の流れに乗り音楽性をNWOBHMよりに メンバーチェンジも功を奏している 力強い歌声を手に入れたが次の一手に繋がらなかった
⑦Where The Sun Never Shine[2000] / TAD MOROSE >正直、初代Vo.期は今一だったが、二代目参加から完成度が倍増し、前作そして本作、以降も含め素晴らしい作品を発表し続けているスウェーデン産で作曲能力の向上が素晴らしい VICIOUS RUMORSやARTCHだとかのバンドが好きなら是非!!!
③Boulevard - Need You Tonight 洗練されていますねぇ 洒落ております この哀愁美と洗練度の高いサウンドに癒やされます でもJ-POP聴いている人には相当うるさいと感じるでしょうね ハードマニアには適度なサウンドです サックスの音色もオシャレ 歌もメロディもスマート これもカナダ
④BAD ENGLISH - FORGET ME NOT 緊張感のあるナンバー 洗練された大人のロック 浮ついた印象を与えないが けして排他的なスタンスでもない この絶妙な匙加減がスーパーロックバンドの成せる技だろう 売れて当然 でもバラードバンドを思われているのは残念だ こういうキラーナンバーがあるぞ
④Van Halen - Mine All Mine 洒落てるわ 究極の産業ロックですよね サミー・ヘイガー加入時のヤツはVAN HALENには似合わない は絶対に忘れません 結構叩かれましたがOU812リリース時には終息していました NHKをぶっ壊すと一緒に騒いでいた連中はどこにいった 世の中信用できないヤツが多すぎる リズミカルなメインフレーズ このリズムはクセになりますよね
⑤DIRKSCHNEIDER & THE OLD GANG - Hellbreaker 永遠の用務員おじさんウド・ダークシュナイダー 彼もいい歳の取り方をしています 老獪なテクニックを駆使して衰えと向き合う 複数のプロジェクトを抱えるウド このメンツには期待代だね マティアス・ディートを引っ張り出したのが嬉しいね トリプルヴォーカルっても正解だね
⑥聖飢魔Ⅱ - Next Is The Best! 相変わらずサウンドミックスは苦手です でも曲調はストレートなメロディックスタイル こういうのをファンは期待しているのでは? デーモン節と言えるメロディアスな歌メロ ギターソロもスリリング
⑦Alcatrazz - Island In The Sun ジャイルズ・ラヴェリーの方がドゥギーよりもフィットしていますね 精力的にツアーに出かけるバンド GIRLSCHOOL + ALCATRAZZ + DAVID REECE’s BANGALORE CHOIR こういうのみたいねぇ 日本じゃ出来ない座組が羨ましい